フランク・ロイド・ライト設計の建築物や、Fortaleza Hall、SCジョンソンのグローバル本社は、ここで働く人々と訪れる人々にインスピレーションを与えます。SCジョンソン社はウィスコンシン州のラシーンに拠点を置いており、私たちの本社ビルは、フランク・ロイド・ライトがデザインを手がけた作品のうち、現在使用されている唯一の建築物です。この下の動画では、インスピレーションに満ちた当社の建築物を深く掘り下げています。また、当社が「より良い世界を目指すファミリーカンパニー」である理由もご覧いただけます。
SCジョンソン社アドミニストレーションビル
1936年、3代目経営者のH.F.ジョンソン・ジュニアは、本社ビルの設計にフランク・ロイド・ライトを建築家として起用しました。新本社ビルの施工はすでに始まっていたにも関わらず、よりモダンなアプローチを追求したかったH.F.は 計画を白紙に戻し、イノベーティブなライトを起用するというリスクを選びました。
1939年に開設したアドミニストレーションビルは、20世紀を代表する建築物トップ25の1つとして数えられており、現在のSCジョンソン社にも流れるイノベーション、大胆さ、冒険の精神を表現しているものです。
ライトが重視していたのは、建物の構造自体のみではなく、アドミニストレーションビルのために40以上の家具も設計しました。そのそれぞれが、建物の独特なデザインに映え、仕事がはかどるように創られています。
SCジョンソン社リサーチタワー
1950年に竣工されたSCジョンソン社のリサーチタワーは、片持ち梁様式で建てられたもののなかで最も高い建造物の1つです。タワーの形状は、当社の名高いアドミニストレーションビルの設計にフランク・ロイド・ライトを起用した本人である、3代目経営者のH.F.ジョンソン・ジュニアから着想を得ています。当時、新しい施設をいかにユニークなものにするか思案していたH.F.ジョンソン・ジュニアは、ライトに「空高く上昇する」コンセプトを提案します。
ライトがその提案をかたちにすることで、至高の作品が仕上がりました。
権威ある受賞歴を誇るSCジョンソン社のFortaleza Hall
当社敷地内の素晴らしいコレクションに加わった最新の作品が、権威ある受賞歴をもつ「Fortaleza Hall」です。当社の先駆的リーダーである H.F.ジョンソン・ジュニア、サム・ジョンソンの2人に敬愛の意を表し建造されました。その竣工式にあたり会長兼CEOのフィスク・ジョンソンが言葉を寄せています。「この建物には、私たちを鼓舞する場所、冒険心を思い出すような特別な場所であってほしいという意図が込められています。私たちがイノベーション、創造性、先進的な姿勢をもって紡いできた、独自の歴史の象徴なのです。」
Fortaleza Hallは2010年にオープンし、当社の建物と家庭用製品のサステナビリティに対する献身的な取り組みを反映する存在でもあります。Fortaleza Hallは、H.F.ジョンソン・ジュニアが1935年に決行した、彼の人生の転帰となったブラジルへの旅を記念して建設されました。60年後、彼の息子であるサム・ジョンソンが、その冒険の足跡をたどり、旅路の途中で家族のもつ力について偉大な気づきを得たとされています。
この建物は世界的に著名な建築家、ノーマン・フォスター卿により、これらの旅とその偉大な旅人への敬意を込め、また当社敷地内にあるフランク・ロイド・ライトの建築物と対をなす現代建築としてデザインされました。