最初のステップは、その成分が長期的な健康影響を引き起こす可能性を示す信頼できるデータがあるかどうかを判断することです。このステップでは、カリフォルニア州プロポジション65(California Proposition 65)や世界保健機関の国際がん研究機関などをデータソースとして使用します。
このステップでは、成分が環境に残留するかどうか、生体内に蓄積するかどうか、また海洋生物や淡水に生息する生物に対して毒性があるかどうかを評価します。このステップでは、欧州化学機関(European Chemicals Agency: ECHA)やECHAの高懸念物質リスト、米国環境保護庁のPBTプロファイラーなどをデータソースとして使用します。何らかのPBTを示した成分は注意喚起対象となります。
このステップでは、皮膚への刺激、水生生物への毒性、揮発性有機化合物(VOC)の大気中への放出など、短期的に人体に影響を与える可能性がある成分を調べます。このステップでは、サプライヤーの安全データシートやアメリカ国立衛生学研究所(National Institutes of Health)のTOXNET、経済協力開発機構(OECD)のガイドラインなどをデータソースとして使用します。
当社では、外部の検証を受けた、科学的知見に基づくプロセスを通じて、皮膚アレルゲンとなる可能性のある成分を特定しています。当社のリストは、他の多くの企業が基準として使用している、EUによる26品目のアレルゲン香料素材リスト(EU 26)よりも広範なリストを使用しています。このリストには、皮膚アレルゲンとなる可能性のある成分が368品目記載されています。
科学的研究および社内の専門知識に基づいて、当社はこれらの成分の使用を回避しています。
詳細を見る クリックしてカードをめくってください当社独自のフレグランス製品は、安全性に細心の注意を払って調合されています。これはすなわち、何を使用するかと同様に、何を使用しないかも非常に重要であるということを意味します。
詳細を見る クリックしてカードをめくってください当社では、科学的な助言グループの協力を受けて、開示する情報において「皮膚アレルゲン」として何を記載すべきかを決定するための厳格な評価プロセスを策定しています。
詳細を見る クリックしてカードをめくってください私たちは、消費者の皆さんに自分が選んだ製品を自信を持って使用していただきたいと考えています。そしてそのためには、私たちが使用している用語や文言について理解していただくことが出発点となります。
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