SCジョンソン社、地域コミュニティのためのアクアティックセンターに出資、子供たちの水泳学習を支援
SCジョンソン社は、この問題を解決するため、地域コミュニティと公衆衛生に対する当社の継続的な取り組みの一環として、地元コミュニティの子供たちに水泳指導を行っています。2018年、さらなるステップとして、ウィスコンシン州ラシーン郡に最新鋭のコミュニティアクアティックセンターを建設するための出資を行いました。
コミュニティプールが子供を水難事故から守る助けとなる
当社SCジョンソン社の本拠地、ウィスコンシン州ラシーン郡のSC Johnson Community Aquatic Centerは、当社の650万ドルの寄付により新たに建設されたものです。Racine Family YMCAが運営するこのセンターは、地域の家庭向けに、さまざまな水泳教室や水難事故防止教育プログラムを手頃な料金で提供しています。
しかし、水難事故を防止するための当社の取り組みは、これが初めてではありません。SCジョンソン社は慈善事業として、2015年以降、ラシーン統一学区の小学2年生全員を対象とした水泳教室の費用を負担してきました。その結果、2018年6月に新しいアクアティックセンターがオープンした際には、すでに約4,000人の子供が水泳教室を受講していました。
SCジョンソン社の会長兼CEOであるフィスク・ジョンソンは、同センターのオープニングセレモニーで次のように説明しました。「私にとって、水泳は単に楽しいというだけではありません。それは家族に関わることなのです。社会的関係を築くことであり、アウトドアで自由を手にすることなのです。「泳げる」ということで得られる自由や自信は、幼い子供たちにとって本当に大切だと私は考えています。そのような感覚は、水泳にとどまらず、子供たちの人生のさまざまな局面にまで影響を及ぼす可能性があるからです。」
水泳教室は、子供の人生を変え、命を守る
SC Johnson Community Aquatic Centerのオープニングセレモニーには、同郡や当社のリーダーが参加したほか、オリンピックで4つのメダルを獲得した米国競泳選手カレン・ジョーンズ氏も出席し、水泳教室の重要性について語りました。
ジョーンズ氏は2008年にオリンピックで金メダルを獲得した後、友人から米国での水難事故に関する統計のことを聞いたそうです。「その時点で、アフリカ系アメリカ人の70%、ラテン系アメリカ人の60%、白人の40%が泳ぎ方を知らなかったのです。」
子供の頃に溺れかけた経験がある彼にとって、この数字は驚くほどのものではなかったが、変化の擁護者となる絶好のチャンスだと感じ、奮い立たつような気持ちになった。「これはアメリカ全体の問題です。でも、悩むことなどありません。これには水泳教室という 解決法があるのですから。」
現在ジョーンズ氏は選手生活を続けながら、子供向け水泳教室の推進に多くの時間を費やしています。SCジョンソン社のためにアクアティックセンターのオープンに駆け付けたのもその活動の一環です。
新しいアクアティックセンターオープンの発表の場で、彼は次のように述べています。「水難事故を防止する能力は、自然に身につくとは限りません。しかし水泳教室で学び、安全なプールで練習すれば、誰でも自信をもって泳げるようになるのです。新しいSC Johnson Community Aquatic Centerは、ラシーン地区の子供たちが水泳のスキルを高め、水辺での安全策を身につける場所となるでしょう。」
ひとつでも多くの命を救うことが、SCジョンソン社の願いです。さらに、地元コミュニティで暮らす人々のために、これからもずっと、楽しくて安全で健康的な機会を提供していきたいと考えています。