メインコンテンツへ
4分間の読み物

フィスク・ジョンソンおよびSCジョンソン社から1億5,000万ドルの寄付を受けたコーネル大学ジョンソン経営大学院

長年にわたって、SCジョンソン社の慈善事業団体、SCJ Giving, Inc.とジョンソンファミリーは、あらゆる水準で教育を推進するべく何百万ドルもの寄付を行ってきました。しかし2017年、当社はその規模と大志において突出した額の寄付を行いました。 
 
会長兼CEOのフィスク・ジョンソンおよびSCジョンソン社は連帯でコーネル大学に1億5,000万ドルの寄付を行う旨を発表しました。これは同校イサカキャンパスにおいて過去最大の寄付額であり、経営大学院としては2番目に多額の寄付です。 
 
本寄付はジョンソン経営大学院を支援するものであり、チャールズ・H・ダイソン応用経済経営学部ホテル経営学部MBAジョンソン校が含まれます。
 
より明確に言えば、これは明日のビジネスリーダーの育成を目指すものです。

生活をより豊かにするというビジネスの役割

生活をより豊かにするというビジネスの役割

未来のリーダーを支える企業寄付活動

コーネル大学への寄付は学校への信頼の表れだけでなく、次世代の科学者、ビジネスパーソン、クリエーター、エンジニアへの信頼の表れでもあるのです。当社ならびに世界全体が、将来のイノベーションやソリューションに取り組む優れた知性を持つ輝かしい人材に期待しています。 
 
コーネル大学で5つの学位を取得したフィスクは、寄付の発表の際このように述べています。「この寄付により、コーネル大学のビジネスプログラムが成長に向けた新たな目覚ましい推進力を得ることを期待します。同時に、系列の3校のさらなる発展と、それぞれを卓越した存在へと押し上げる教育の質向上を願っています。」
 
同氏は、「家族はコーネル大学と個人的な強いつながりを感じているが、この寄付と寄付がもたらす価値は非常に大きく、教育や若者、そしてチャンスに投資してきた長い歴史は続いていくのである」と付け加えています。

寄付には、大学の教授陣、学生、プログラムに役立てるものとして5,000万ドルの助成金が含まれます。寄付の申し出はさらに1億5,000万ドルにまで増額すると見込まれています。SCジョンソン社とフィスク・ジョンソンからの寄付と合わせて、寄付額は全体で3億ドルに達し、大学の寄付金を支えるものとなるでしょう。

また、この寄付金はSCジョンソン社スカラーズプログラムにも利用されます。本プラグラムの一環として、ダイソンおよびホテル経営学部から選ばれた学部生は、夏季インターンシップなど会社主催のさまざまなイベントに参加するチャンスを得られます。

コーネル大学により当社の名を冠した学校名を命名いただいたことは名誉でありますが、これは私個人や一族を称えるものではありません。国内トップクラスのビジネススクールとして君臨するコーネル大学の未来、そしてそれを形成する極めて評価の高い3つの学部の成功を願うものです。 
SCジョンソン社会長兼CEO、フィスク・ジョンソン
コーネル大学のH.F.ジョンソン美術館
H.F.(着席している)が寄与した美術館の竣工式にて迎えられる様子をサム(中央)が眺めています。

ジョンソンファミリーは大学に幾度も寄付しています。これまでの寄付対象校は次の通りです:MBAジョンソン校、鳥および生物多様性専門イモジェン・パワーズ・ジョンソンセンター、ハーバート・F・ジョンソン美術館、工業化学分野ハーバート・フィスク・ジョンソン・プロフェッサーシップ、サミュエル・C・ジョンソン監修「持続可能なグローバル企業」ジョンソン校。

コーネル美術館
コーネル大学のH.F.ジョンソン美術館はI.M.ペイによって設計されました。