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3分間の読み物

ワールドオーシャンデー:SCジョンソン社が認識を高め、プラスチック廃棄物の危機に立ち向かう4つの方法

ワールドオーシャンデーだけでなく、毎日が、地球上の日常生活において海が果たす重要な役割について振り返る絶好の機会です。海は地球の表面の約4分の3を覆っており、地球上の半分の酸素を供給しています。輸送手段として、また食品の供給源としても極めて重要な存在です。

海洋汚染の現実
海には5.25兆個を超えるプラスチックの破片があり、毎年800万トン以上のプラスチックが海に流出しています。これは、ゴミ収集車1台分のプラスチックが1分ごとに海に捨てられているのと同じです。さらに深刻なことに、2050年までにはその量が、1分間にゴミ収集車4台分に膨れ上がると予想されています。

より持続可能な世界
SCジョンソン社は、2019年に100%リサイクル海洋プラスチックボトルを発売し、2018年にはプラスチックの循環経済を創出する取り組みを行うなど、地球にとって正しいことを行うという長年のコミットメントを掲げています。プラスチック廃棄物を削減し、より持続可能な世界を作り出す革新的なソリューションを生み出すために、当社の専門知識と能力を活用してきました。

当社がインパクトをもたらす方法をいくつかご紹介します。

1. 業界の進歩を先導する:2018年、当社の会長兼CEOであるフィスク・ジョンソンは、エレン・マッカーサー財団と「新しいプラスチック経済のグローバルコミットメント」に署名した最初のCEOの一人でした。このコミットメントは、すべてのプラスチックパッケージをリサイクル可能または再利用可能にするなどの進歩を通じて、プラスチックの循環経済を提唱しています。2019年には、この取り組みにおいて、エレン・マッカーサー財団の10番目のグローバルパートナーとなり、当社のコミットメントをさらに推進しました。  

2. 海洋プラスチックと貧困との闘い:インドネシアでの初期プログラムに基づき、2019年にSCジョンソン社とプラスチックバンクは、プラスチック廃棄物が海に流入するのを阻止し、貧困と戦うためのグローバルなパートナーシップを開始しました。この3年間の取り組みにより、5か国でリサイクルインフラが建設され、リサイクル用にプラスチックを回収することで収入を得ることができる15,000人を超える人々に機会がもたらされます。プラスチックがリサイクルされると、米国ではWindex®のパッケージ用に、英国ではミスターマッスルのパッケージ用にリサイクルされたプラスチックを購入します。このプログラムはこれまでに、5億本のボトルが世界の海に流入するのを阻止するのに貢献してきました。

3. スポーツチームとの新たなリサイクル機会の創出:当社は、ミルウォーキー・バックスとファイザーブ・フォーラムとの新たなパートナーシップにより、より持続可能でより健全な世界を目指して、引き続き努力しています。公式サステナビリティパートナー、公式除菌剤および業務用洗剤パートナーとしての、今回のNBAチームとの初めてのパートナーシップは、これまでのメジャーリーグベースボールチームのミルウォーキー・ブルワーズとのパートナーシップを拡大するものです。この2つのパートナーシップは、試合後にリサイクルされたプラスチックカップを、当社の象徴的なスクラビングバブルブランドの新しいパッケージに変換することで、プラスチック廃棄物の削減を目指しています。

4. 海洋汚染に対する意識を高める:世界のプラスチック問題に対する認識を高めるため、会長兼CEOのフィスク・ジョンソンが専門家と共に、海洋や水路におけるプラスチック汚染の影響について議論しました。また、SCジョンソン社では、先進的な発想のボトルデザインを使用して、プラスチック廃棄物を削減するために企業が行うことができる変化を促し、プラスチックが海に流入するのを防ぐ慣行に注目を向けています。