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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに際し、世界で最も脆弱な地域の1つで最前線の医療従事者を支援

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数は世界中の多くの地域で増加し続けており、ナイジェリアのボルノ州などのマラリアが風土病となっているコミュニティでは、今回のパンデミックにより、すでにリソース不足であった医療制度にさらなる負担が生じています。専門家によると、新型コロナウイルスの脅威は、マラリアのようなより一般的で致命的な病気の治療を行うボルノ州政府の能力を悪化させる可能性があると考えられています。事実、世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスがマラリアの予防と治療に深刻な障害を引き起こした場合、2020年にマラリアによる死亡が2倍になる可能性があると警告しています。
ナイジェリア紛争地域における医療従事者の支援

ボルノ州の人々を支援するため、SCジョンソン社のピラミッドの底辺(BOP)グループは、MENTORイニシアチブおよび国連財団と新たなパートナーシップを結び、地域の100の診療所および病院の医療従事者に1,000を超える消毒剤キットを供給しています。これらの施設は、新型コロナウイルス感染症およびその他の疾病との闘いにおいて、推定合計200万人の人々を支援しています。このキットには、SCジョンソン社の手指消毒剤、濃縮消毒洗浄剤、除菌ワイプ、固形石鹸のほか、複数の言語や方言にわたって製品を使用できるようにイラストによる説明書も含まれています。

国連財団は、その「Nothing But Nets」キャンペーンを通じて、ボルノ州へのキットの配布を主導するMENTORイニシアチブを財政的に支援します。MENTORイニシアチブは、現場において複数のパートナーと共に主導権を握り、診療所や病院へ安全かつ確実にキットを配送しています。SCジョンソン社のBOPグループの使命は、世界で最も貧しい40億人の人々を対象に手頃な価格の製品を提供することによって、脆弱なコミュニティで蚊が媒介する病気の予防を可能にすることです。BOPグループは、社会的影響を最大化し、大規模な財政的実行可能性を達成するための、最良の商業および慈善事業戦略を活用します。 

  • 2018年、ピラミッドの底辺(BOP)グループの取り組みは、蚊刺予防戦略の教育のために考案された地元プログラムにより、7か国170万人以上の人々を支援しました。 
  • ルワンダのコミュニティ医療拠点へのSCジョンソン社のサポートを通して、6万人以上の人々が医療サービスにアクセスできるようになり、これらの医療拠点は当社の2019年の「さらに40か所以上の医療拠点開設に向けたコミットメント」によって拡大されています。 

当社の新型コロナウイルス感染症に対する取り組みについては、こちらをご覧ください。